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校長ブログ / 中学校

2024.09 UPDATE

文化祭を終えて

 皆さん、こんにちは。校長の江川です。

 9月22日(日)に、本校の文化祭「履正青空フェスタ」が盛大に開催されました。当日は、荒天にも関わらず多くの保護者の皆様が来校され、校内は大賑わいでした。

 中学校1~3年生の11クラスは、それぞれ個性的な発表を行いました。教室で展示発表をしたクラスは、カジノやゲーム、縁日、謎解きなど、それぞれのクラスが流行を取り入れつつ独自の工夫を凝らした発表を行いました。私が各クラスの会場を訪問すると、元気な声で歓迎してくれたり、ゲームのルールを熱心に説明してくれたりと、お客様を暖かく迎える姿勢が大変気持ちよく、印象的でした。一方、ホールで演劇発表をしたクラスは、個性溢れるオリジナル台本によるコメディタッチの劇を披露しました。演劇は役者の活躍に目が行きがちですが、台本作成、演出、音響、照明、大道具や小道具製作など、裏方の活躍なしには成立しません。クラスメート全員の力が集約されたエネルギッシュな舞台に、会場全体が一つになり、皆で楽しい時間を共有することができました。特に、舞台発表、オープニングの空手部の演技、フィナーレに行われたクラスの枠を超えた3年生のダンス発表は今回の中学文化祭を象徴する、好感の持てるパーフォーマンスとして評価に値するものでした。また当然のことながら、鉄道研究部等、クラブや有志による発表も魅力的でした。

 今回の文化祭は、生徒主体で作り上げた手作りのイベントといえると思います。短い準備期間でクラスやクラブの力を結集して成果を成し得た経験は、必ず生徒の皆さんのこれからの学校生活の糧となるに違いありません。ただ成功した部分もあれば、上手くいかなかったり物足りなかったりした部分もあったはずです。それらを来年度に引き継ぎ改善することで、学校の歴史が積み重ねられていくのだと思います。

 新しい履正社中学校の文化祭が、これからも進化していくことを願っています。

2024年9月28日                     中学校長 江川昭夫

開会式の後に紹介したALTの教員も、興味津々だったようです。
空手部による、迫力の試割りです。
圧巻のステージ発表には、「笑い」と「感動」がありました。
展示部門もそれぞれの個性が光り、楽しかったです。
来場された保護者の方も楽しく参加してくださいました。
これだけの準備は大変だったでしょう。
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