皆さん、こんにちは。校長の江川です。
6月になりました。1年の折り返しに当たる季節です。学校ですと、一学期の半分が終わり後半戦に入る時期です。一学期の後半、あっという間に7月になってしまいます。この時期は気温や湿度が高く、夏バテなどの体の不調を感じ始める時期でもあります。そんなときですから、近くの緑地公園でアジサイやクチナシなどの花にも目を向け、また鳥のさえずりなどにも耳を傾けて、季節の変化を感じてみたいものですね。
さて、学校では第一学期中間試験が終わりました。その結果に一喜一憂してばかりはおられずに、すでに後半戦が始まりました。 色々と取り組んで欲しいことはありますが、私が強調したいのは、「学習で分からなかったところ、できなかったところをそのままにしていませんか?」ということです。「分からなかったことや、誤ってしまったこと」は自分の大切な課題なのです。課題が見つかれば、それを解決すればよいのです。問いをたてて、解決する、課題解決型の実践の場です。解決するだけでなく、それをより深めて考えることができるようであれば、それは「探究活動」にもなりそうです。
多くの場合、それらを助けてくれるのは保護者や先生をはじめとする周囲の方々だと思います。まわりへの感謝の気持ちを忘れず、「しっかり、笑顔で」お礼を伝えることができるように人になってほしいと願っています。
2024年6月5日
中学校長 江川昭夫