履正社高校では、6月7日(月)より、緊急時対応のためにスマートフォンや携帯電話等の所持を許可することとなりました。
本日、朝のHRの時間に、まず私から放送で以下のように説明いたしました。
皆さん、おはようございます。大切な朝のHRの時間をいただいて、私からお話しさせていただきます。話の内容は、「スマートフォンの所持及び使用について」です。来週6月7日(月)から、緊急時対応のため、スマートフォンの所持及び使用を認めます。
緊急時とは、
・地震や洪水などの天災
・事故や事件
・持病等による体調不良
に遭遇した場合とします。または、「学校側が使用を認めた場合」です。
従って、忘れ物等で保護者に連絡する場合は、ここに定める緊急時にあたりませんから、学校内にある公衆電話を利用してください。
次に、所持・使用する際のルールについて、説明します。
学校内では、必ず電源はOFFです。併せて第三者による悪用を防ぐためにも、必ずロック機能を働かせておくようにしてください。 スマートフォンの管理・保管は、自己管理・自己責任とします。学校側は、一切責任は負いません。 スマートフォンの電源管理については、学校の最寄り駅つまり阪急曽根駅か北大阪急行緑地公園駅に到着したときに、必ず電源を自身で管理してください。
具体的に言うと、登校時は、最寄り駅についたときに電源をOFFにしてください。下校時は、最寄り駅についたときに、初めて電源をONにしても構いません。もちろんOFFのままでも構いません。
それぞれの最寄り駅から学校までの間や、学校内は必ず電源は、OFFの状態でなければなりません。保管場所、例えばロッカー、カバン、ポケットの中などでも電源はOFFです。たとえ電源がOFFでも、手に持って歩いたり、机の上に置いたりするのは、保管ではありませんので、やめてください。 最寄り駅から学校までの間や、学校内での休憩時間または授業中に電源が入っていた場合は、従来通り指導の対象となりますから、注意してください。なお、登下校時の電車内で動画・音楽視聴など、本来の目的以外での使用が発覚した場合も指導の対象となります。
徒歩や自転車での通学者は、基本的に電源はOFFのままです。また、スマートウォッチやイヤホン等の所持・使用はできません。
以上が、「スマートフォンの所持及び使用について」の履正社高校のルールです。スマートフォンを使用できるのは、緊急対応の時だけです。そのことを念頭において行動すれば、とてもシンプルなルールです。
スマートフォンの使用については、これ以外にも社会生活上のマナーがあります。こちらもしっかりと守りましょう。例えば、電車やバスの中では、「他のお客様のご迷惑となりますので、通話はご遠慮ください。マナーを守り快適な車内環境づくりを心がけましょう。」とのアナウンスが聞かれます。また歩行中の歩きスマホもマナー違反です。人や物にぶつかったりして、思わぬ事故や事件に巻き込まれてしまいます。最寄り駅から学校までの間は電源OFFとしているのは、このためです。自転車では、なおさらです。自転車でのスマホの使用は、道路交通法違反で、ルールやマナー以前の問題です。
最後に、今回のルール作成に当たっては、生徒会の皆さんからの提言を受け、何度も話し合って作成しました。私はそのことをとてもうれしく、誇らしく思っています。ありがとうございました。でもこれで終わりではありません。私たちの履正社高校を、今以上に「いい学校」にするために、みんなと力を合わせて、取組みを進めてください。大いに期待しています。これで私の話を終わります。
その後、担任から生徒の皆さんに、保護者様宛の文書を配付するとともに、「スマートフォンの所持及び使用について」のルールについて、説明した後、教室掲示を行いました。