こんにちは、篠岡です。先週より25年度3学期が始まりました。皆さん、お正月気分は少しは抜けてきましたか? かく言う私は、気持ちはビシッと、体はボチボチって感じです。そんな年明けですが、去る6日には山陰地方中心に地震が発生し(「被災された方々には心よりお見舞い申し上げます」)、先週末は全国的に大寒波が訪れました。自然には抗えませんが、今週末は国立大学の共通試験と本校の中学部入試が実施されるので、無事実施の運びとなることを祈るばかりです。高3受験生にとってはタフな週末2日間となりますが、自分を信じて平常心でFight!

さて、今号はお題の「成人式」について少し触れてみます。これは、法律上「成人(大人)」として認められる年齢に達したことを祝う行事です。日本では長い間20歳が成人年齢でしたが、2022年の民法改正により18歳に引き下げられました。しかし、各自治体で実施する式典は原則20歳のままです。また、Vol.8で紹介したように ❛選挙権❜ は18歳以上となりましたが(【高校校長ブログ】vol.8 ❛Let’s vote!❜ | 履正社|校長ブログ/中学校)、酒や煙草、公営ギャンブルなどは20歳以上のままです。ややこしいですね。また、「成人式」は、1948年に「成人の日(1月15日)」として祝日が制定され、基本的に同日開催されていましたが、これも2000年導入のハッピーマンデー制度により1月の第2月曜日へと変わりました。
そもそも「成人式」の目的は、新成人たちに ➀社会の一員としての自覚を促す、②大人になる節目を祝福する、③同世代の仲間との再会や交流の場を提供する、などですが、昨今の若者意識の変化からか「成人式」への参加率は低下傾向のようです。「年賀状」も書かない人が増えましたし、これも時代の流れ(対面よりSNSでの交流重視?)ですかね。

「成人式」の原型は、男子は「元服」、女子は「裳着(もぎ)」という平安貴族の成人儀式です。元服は12~18歳頃、裳着は10代前半に、子が成人としてふさわしく成長したことを周りの大人が認めたときに行われました。かなり早いと思われるかもしれませんが、現代のように年齢で一律ではなく、その個人が本当に大人として相応しくなった時の挙行なので、意外にしっかり大人として振舞えたのではないでしょうか。20歳を超えてもなかなか自立できない現代の若者よりはよほど頼もしかったかもしれませんね。

何にせよ、成人の皆さんには「大人への仲間入り」を祝すと同時に、これを機に「大人としての自覚」「責任ある振る舞い」を求めたいものです。当然、大人としての「権利と義務」の行使も宜しくお願いしますね。

最後に、ここから先はおまけですが、冒頭ならびに下の写真は今年成人式を迎えた卒業生たちの同窓会(1/12開催)の一幕です。私が最後に担任した(中1~中3)6ヵ年生(中学部34期生)が集まりました。生徒たちは6年間苦楽を共にし、かつ1クラスだったこともあってその結びつきは強く、各々が新しい道を歩み出した今でも事あるごとに集まっているようです。しかし、ここまで大規模な集合(出席率7割超は驚き)は高校卒業式・謝恩会以来だったらしく、皆が時間を忘れ旧交を温めていました。一点、生徒に+αでくっついてきたお姉さまたちの姿が気になるでしょうが、これは保護者の面々です。ただ、これは生徒たちの名誉のために言っておきますが、20歳になっても親離れできず付き添わせたわけではありませんから…。在学中から尋常でなく仲の良かった保護者たちが、子供の同窓会にかこつけて、単に自分たちも集いたかっただけですからね。
何はともあれ、久々に皆の顔を見られて、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。



今号を見た他の卒業生の皆さんも、久々にクラスメートや恩師と再会してみませんか? 良い意味で触発されて「同窓会」開催を方々で企画してくれれば嬉しい限りです。 その際は、【高校校長ブログ】Vol.16 校友会総会&T-岡田氏講演会 開催 | 履正社|校長ブログ/中学校を参照ください。
