8月11日までクロアチアとハンガリーで「第18回世界U19女子バレーボール選手権大会」が開催され、履正社高等学校女子バレー部から伊藤一葉さんと井野麻彩さんの2名が日本代表として選ばれました。名誉なことで大変誇らしことなので、参加にあたり激励しました。
今回の大会は、開催国のクロアチア、ハンガリーのほか、アメリカ、中国、ドイツなど24か国が参加。優勝はアメリカで準優勝はトルコでした。日本は3位決定戦でフルセットの末、惜しくもイタリアに負け4位という結果で大会を終えました。
国際試合で世界一にチャレンジすることは、限られた人にしか経験できることではありません。女子バレーボール部の2名の選手は、この経験を活かして更なる成長を遂げて欲しいものです。
そして、履正社高等学校硬式野球部が第105回全国高等学校野球選手権大会大阪大会を制し、目下夏の甲子園大会を戦っています(本稿は8月14日記載)。ご声援をいただいている皆様、心より厚く御礼を申しあげます。現時点では、次の仙台育英学園高等学校戦に勝利すれば準々決勝です。この原稿がHPに掲載される頃には、結果がどのように進展しているのか、期待に胸は膨らみますが今は判りません。乞う、ご声援!
大阪大会決勝戦で勝利した時、「履正社」がX (Twitter)の トレンド1位になっていたのには驚きました。大阪大会決勝戦に多くの方が興味関心を寄せていただいていたようです。
硬式野球部の諸君、大阪大会優勝、そして夏の甲子園大会出場本当によく頑張りました。昨年は大阪桐蔭高等学校に0対7と完敗したところからの意地を果たしましたね。決勝戦では実に5度目の挑戦で大阪桐蔭高等学校に勝つことができました。幾度となく跳ね返された悔しさが、今回の勝利につながったに違いありません。ライバルの存在は個人の意識を相互に高め合い、チームの原動力となり、成長を育む。素晴らしいことだと思います。
一方、履正社国際医療スポーツ専門学校のバスケットボールコースが、男女揃って全国優勝するという、こちらも素晴らしい快挙を成し遂げました。しかも2年連続のW優勝です。今や、専門学校のカテゴリーにおいて履正社のバスケットボールコースは全国で敵なし状態です。第27回全国専門学校バスケットボール選手権大会が8月11日まで東京都で開催され、全国各ブロックを勝ち上がった男子16チーム、女子12チームが全国大会まで駒を進めたものです。男子の2位はアップルスポーツカレッジ、3位は沖縄医療工学院。女子の2位は大阪ハイテクノロジー専門学校、3位は大阪社体スポーツ専門学校という結果でした。
学校法人履正社は今年創立101年目を迎え、次の200年へのスタートの年です。幸先良くスポーツの分野で目を見張るものがあり、実に嬉しいかぎりです。「履正不畏」の精神で旋風を巻き起こし続けて欲しいものです。健闘を祈ります!