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校長ブログ / 中学校

2025.05 UPDATE

【中学校長ブログ】新学年初の中間試験前です。「しっかり、こつこつ。」ですよ。

 1学期が始まり、新しいクラス、友だち、先生と出会い、緊張と期待の入り混じる日々を送ってきたと思います。そんな中、中学生345名一緒での校外学習、「関西・大阪万博」の大イベントから、GWを過ごし、アッという間に第1学期中間試験を迎える時期になりました。環境の変化により、知らず知らずのうちに疲れがたまり、心身に小さな不調が現れ始める時期でもあります。学びも進めながら、この時期をどう乗り越えていくが肝心だと思います。

 試験1週間前からは放課後の講座やクラブ活動が休止になり、学習に落ち着いて取り組む環境も整います。これをしっかり利用しましょう。

 試験前の学習で一番大切なことは、「見通し」を持つということです。

 「見通し」という言葉は「物事のなりゆきや将来のことを予測すること」を意味します。試験前の学習は、試験日程や試験範囲を確認した後、自分自身の学習の理解度を確かめて学習計画を立て、それを実行するというプロジェクトだと考えてください。

 学習を進めている間には、新たな問題が発生したり、学習が予定通りに進まなかったりと、計画変更を迫られることもあるでしょう。 しかし、計画を微調整しつつ目標に向かって前進し続けなければなりません。

 近年では、定期試験を廃止して、各教科が不定期に授業内で確認テストを実施する学校もあるようです。私は「見通し」を持って行動する練習の機会として、定期試験は非常に有意義な体験の場であると考えています。

 各学年では、係の生徒が教室後部の黒板に試験範囲を板書し、担任が学習計画表を配布して、各人に学習計画の作成を求めるなど、生徒のやる気に火をつけるべく、様々な工夫をしています。

あとは皆さんが「見通しを持っての行動」をするかどうか、にかかっています。このことは心にもきっと余裕ができること請け合いです。 

皆さんのたゆまない努力を心から願っています。

「しっかり、こつこつ。」ですよ。

2025年5月15日                          

中学校長 江川昭夫

言語技術の授業です
社会科の授業です。

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