皆さん、こんにちは。校長の江川です。 10月27日(日)運動会の開会式の私の挨拶をブログに載せます。
『みなさん、おはようございます。ご来賓の方々並びに保護者の皆様におかれましては早朝よりご参加いただき、誠にありがとうございます。またご近隣の皆様、生徒達の声援や音楽等の音量が大きくなること、ご容赦いただければ幸いです。
サッカー日本代表の森保一(もりやすはじめ)監督が10/14W杯アジア最終予選(対オーストラリア戦:10/15日埼玉スタジアム結果は1-1の引き分け)に向けた公式会見で「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」が今年のノーベル平和賞に選ばれたことについて言及しました。森保監督は小中高時代を長崎県で過ごし、サッカー選手としてJ1の広島やその前身のマツダでプレーするなど広島での生活も長く、被爆地との関係が深い、という背景もあったのだと思われます。ではそのときの内容です。
「戦争や紛争をやっている地域で、このように穏やかな時間は取れないと思う。シンプルに、我々が好きなことをやれること、スポーツをやれることは平和な世界だからこそできること。平和があるからこそということを我々自身が胸に刻み、みんなで平和について考えることに繋がれば嬉しい。」と平和の重要性を強く訴えた。スポーツの観点からも「日常から相手のことを尊重して、意識していい関係を作っていく。お互いを尊重することが大切だと思うし、勝ち負けを競い合うことになるが、ルールがあって、その中でお互いをリスペクトしながら競い合うところをいろいろな方に見てもらい、スポーツから平和を発信することにつながればなと思う。」森保監督の思いがスポーツ界のみならず全世界に伝わることを願うばかりだ。(東京スポーツ新聞:東スポWEB) 今日の運動会、結果ののみならず、森保監督の思いを共有して臨めたらこれほど嬉しいことはありありません。生徒のみんなが相手を尊敬して、今日の履正社中学校第40回運動会ができる喜びをかみしめて、精一杯、楽しみましょう。私からの挨拶とさせていただきます。』
当日は絶好の運動会日和でした。天候も「行事が人をつくる。」を応援してくれました。みんな、がんばりました。「全国的に秋」という気象予報士の言葉を聞きました。「芸術の秋」でもあります。次は11月7日(木)中高合同芸術鑑会(感動の教育)が待っています。
2024年11月1日
中学校長 江川昭夫