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2025.02 UPDATE

Our School / 在校生インタビュー

在校生インタビュー : 学藝コース 楠田詩恵里さん
在校生インタビュー : 学藝コース 倉光美優愛さん
在校生インタビュー : 学藝コース 江藤蘭美さん
在校生インタビュー : 競技コース 田村直幸さん
在校生インタビュー : 競技コース 宗佐大地さん

※データは取材時点のものです。

―― 履正社高校を入学先に選んだ理由を教えてください。
「高校では勉強と弓道の部活を両方頑張りたかったので、その環境があることが決め手でした。実際、弓道部に入って週に3 日間活動していて、残りの3 日間は専攻ゼミを履修して英・数・国の勉強に取り組んでいます」

―― 高校に入学後、自分の中で変わったことはありますか。
「元々私は『人に言われなければやらないタイプ』だったんですが、履正社では、勉強にしても何にしてもできる人ばかりなので、『言われなくてもやらないと』『今のままではダメ』と思うようになりました。中学時代は、テスト前だけ勉強していたのですが、履正社高校には早朝テストがあるので、毎日コツコツ勉強するようにもなりました。そのあたりが中学時代と大きく変わったところなのかなと思います」

―― 入学してみてわかった、履正社高校の特徴は?
「専攻ゼミとかクラブとか、放課後の活動がすごく充実していて、文武両道を高いレベルで実践できるところです。あと、私は元々数学が好きなのですが、授業が面白いです。問題を解く時、『こうじゃないか』『ああじゃないか』と先生と一緒に考えて、実際に合っていたらすごく楽しいし、ドキドキします。そういう過程やたのしさを味わわせてくれたり、一見、社会的に正しいと思われているようなことでも、『こういう考え方もあるんだ』と独自の視点に気づかせてくれたり。日々新しい発見があります」

―― クラスメイト雰囲気は?
「仲良くなるのが早かったです。入学して3カ月が経った今は休日に一緒に遊びに行くなど、すっかり打ち解けていると思います。部活動でも、社交的な人が多く、周りから話しかけてくれたので、すぐにどんどん話すようになりました」

まだ知らない世界のこと。

―― 高校生活の目標があれば教えてください。
「今のまま勉強も部活動も両立させて、卒業後は大学の法学部に入りたいと思っています。弁護士になりたいからです」

――弁護士を目指そうと思ったきっかけは?
「中学時代に、生徒会で活動していた時、ルールを決めたり変えたりするために自分の意見を言ったり、話し合ったりするのがすごく楽しくて。弁護士はそういうことを仕事にできる職業なのかなと思って目指すようになりました」

―― どんな人生にしたいですか?
「色んなことに挑戦する人生にしたいです。この取材も、お話を聞いた時に『挑戦したい』と思いました。まだ知らない世界のことを、今後もたくさん学んでいきたいです」

―― 履正社を選んだ理由を教えてください。
「学校で勉強がしっかりしたいと考えて、私立を選びました。その中で、放課後の専攻ゼミと部活動を両立できるシステムが自分に合っていると思ったのが決め手です」

―― 入学してみて、印象は変わりましたか?
「想像していた通りの学校生活で、楽しく過ごせています。毎日早朝テストから始まって、6 時間目が終わった放課後は数学の国公立進学ゼミ、英語の英検対策ゼミ、古典のスタンダード進学ゼミを受講しています。ゼミがない日は週に3 日弓道部で練習して、とてもメリハリがきいていると自分でも思います」

―― 好きな授業はありますか。
「私はもともと数学が好きなので、やっぱり数学の授業ですね。わかりやすくて楽しいので、自分でももっと頑張ろうと思えます」

―― クラスの雰囲気はどうですか?
「私は体育委員をしているのですが、大人しい子も、私のように騒がしい子も(笑)、みんな個性的で、仲が良いクラスだと思います。最近は休み時間に友だちと話したり、クラスのみんなで騒いだりするような、何ということもない時間を過ごせていることがすごく貴重だなと感じていて。この雰囲気が私は好きですし、履正社に入ってよかったと思います」

「ああ、私はああいうことが好きなんだ」

―― 将来の進路のビジョンがあれば教えてください。
「中学校の数学の先生になりたいと思っています。以前から、人に教えるということが好きなので。姉が教員資格を持っていることも影響していると思います」

――「人に教えた」エピソードを何か紹介してください。
「中学生のころ、友だちと一緒に問題を解いている時に『わからない』と言われて、教えてあげたら友だちがその問題を解けるようになりました。人に教えることで自分の理解も深まるし、人の役に立ったというよろこびもある。
『わかりやすい』と言われたら、とても嬉しい。最近、将来の進路を考える中で『ああ、私はああいうことが好きなんだ』とふと思うことがありました」

―― 目標としている人はいますか?
「中学校の時の担任の先生を尊敬しています。若い先生なのに、どんな時も生徒に寄り添ってくれて、トラブルがあってもちゃんと話を聞いてくれる。おかげで気持ちが落ち着いたり、クラスの友だちが救われたりしたことがたくさんありました。私もあの先生のように、生徒から憧れられるような教師になりたい。今はそれが目標です」

――履正社に入学した決め手は何でしたか?
「放課後に専攻ゼミがあって、しっかり勉強できそうだと思ったのと、オープンスクールで来た時に校舎がとても綺麗で、心を奪われました。特に階段がおしゃれで好きです。開放的な空間が気持ちいいです」

―― 入学してみて、何か印象は変わりましたか。
「イメージしていた通り、しっかり勉強ができるという印象です。毎日大変ですが、ありがたいことだと感じていますし、とても満足しています」

―― 専攻ゼミは何を履修していますか。
「国公立進学ゼミで、週3 回学んでいます。ゼミがない日は開放されている図書館に行って、宿題や授業の予習、復習をしています。そして仲の良い友達の部活が終わるのを待って、5 時過ぎには一緒に帰ります」

―― 学んでいて楽しい教科は何ですか?
「数学が好きです。前はわからなかった、解けなかったけど、解法を身につけてできるようになったというのが目に見えてわかるところが良いです。好きな勉強しても良いよ、と言われると自然と数学の本に手が伸びてしまいます」

―― 毎日、どんなことが楽しいですか?
「小・中学校と公立で家が近かったので、長い時間、友だちと一緒に帰るということが新鮮です。その日あったことや、家であったことなどを話すだけの、他愛のない時間ですが、とても楽しい日々です。新しい友達もたくさんできました」

―― まだ1年生ですが、学校生活で他に楽しみにしていることはありますか?
「甲子園に応援に行ってみたいです!  学校の友達を甲子園で応援できるなんて最高だと思います。スポーツが好きな母親も期待しています(笑)」

「憧れの職業、理想のルート。」

―― 将来の進路のイメージはありますか。
「一級建築士になりたくて、国立大学の工学部を志望しています。行きたい大学に自宅から通うルートまでイメージしています」

――どうして一級建築士になろうと思ったのですか?
「中学時代の塾の先生が、大学生だったのですが、建築を学ばれていて。設計図や立体模型などを見せてもらったことがあります。もともと『家をつくる』ということにとても興味があったので、建築の世界にとても憧れを覚えました。それ以来ずっと、一級建築士が夢です」

―― 夢がかなったらどんなことをしたいですか。
「できれば、両親に理想の家を建ててあげることが目標です」

―― 他校からも剣道で推薦入学の誘いがあった中、履正社高校を選んだ理由を教えてください。
「剣道と勉強が両立できる学校だったからです。学校によっては、先生に言われた通りのことをずっとやれば良いというところもあると思いますが、履正社は、まずは自分で考えるという自主性を重んじています。今後、生きていくうえで必要な力が身につくと思い、選びました」

―― 自主性が身についたと自分で感じる点は?
「挨拶や礼儀はその一つです。中学時代までは、形だけの挨拶をしていたと思います。でも今は、先生方や保護者の方々に対して自分から気持ちを込めた挨拶をするようになりました。顧問の先生から『応援される学校になろう』と言われていて、そのためにもまず『学校のみんなから応援されるようになろう』と考えています。相手に対してしっかり挨拶から入ることで、自分に余裕が持てるようになったと感じています」

入ってみてわかった履正社高校の強み。

―― Ⅲ 類のクラスメイトの雰囲気を教えてください。
「野球部やサッカー部など、日本一を目指す同級生が身近にいるので、すごく刺激になります。たとえば食事や身体づくりの面でも、プロテインを摂るタイミングや練習メニュー、大事な試合前のメリハリのつけ方など、色々聞いていて勉強になりますし、見習う点がたくさんあります」

――入ってみてわかった、履正社高校の良さはありますか?
「早朝テストです。毎朝小テストがあることで、自分の空いた時間を探して勉強に取り組む習慣を作ることができる。これも自主性を身につけるための学校の強みだと思います。レベルもどんどん難しくなってくるので、通学中の電車の中も単語帳を見るチャンスだと思って、時間を大切にするようになりました。こういう毎日の習慣が自信につながります」

――高校生活の中で、自分自身に期待していることは?
「今年のインターハイ予選では、自分が最後に負けたことで、先輩方の全国大会への道を断つことになってしまいました。この悔しさを忘れず、自分たちの代では全国大会に必ず出場したいと思っています。これは夢ではなく、必ず実現するんだという気持ちで日々稽古をしています」

―― どういう人生を送りたいですか?
「一日一日、新しい自分に挑戦して、誰が見ても充実しているなと思われる人生にしたいです。履正社高校で身につけた自主性をベースに、言われてやるのではなく、何事も自分から挑戦して、自分のダメなところがあればそれに向き合い、試行錯誤していく。そうやって成長していきたいと思います」

―― 履正社に入学した決め手は何でしたか?
「サッカーも勉強も両方できるところに惹かれました。将来、サッカーだけじゃ厳しいことが必ずあると思うので、そうなったときにどうやって自分の道を切りひらいていけるか。勉強は絶対にしておく必要があると思ったのが理由です。それと、他校からも推薦のお話はありましたが、府外の地方に行けば全国大会に出るチャンスはもっと増えるかもしれないけど、激戦区の大阪でチャレンジする経験が自分の人生にとってよりプラスになると考えたことももう一つの理由です」

―― 勉強には、実際にどんな風に取り組んでいますか?
「毎朝『早朝テスト』があるので、英語の単語や熟語、漢字などを何回も書いて覚える習慣がまずつきました。中学時代は勉強する習慣がなかったので、早朝テストの存在は大きいです。この下地があるから、テスト前に忙しくならないように、日々の学習を積み重ねていくことができています」

―― クラスはどんな雰囲気ですか。
「僕は中学の時、クラスでも勉強ができる方だったんですが、履正社にはもっとできる子がゴロゴロいます。競技コースも学力別にクラスが分かれていて、他の部の友だちの日々の取り組みを見ていたりすると自分はまだまだだなと思うし、負けないように一層頑張ろうという気になります」

―― 具体的にはどんな取り組みを見習いたいですか?
「英検などもどんどん受けに行っているし、部活のノートなどを見てもとてもしっかりしているので、すごいなと。僕も在学中に英検2 級は取りたいと思っています。履正社で自分に負けずに頑張ることができれば、絶対に変われる。人として成長できる。そういう学校だと思います」

サッカーにも、自分の将来にも役立つ「言語技術」。

――2024年から、サッカー部でも月に1 回の「言語技術」の講座が始まりました。
「言語技術の授業は盛り上がるし、楽しいですね。人前で話すのが上手くなると思います。何かを見てそれをどう説明するか、シンプルに伝えるかという言葉の技術を磨くので、ゲーム中に指示を出すような場面で活きると思いますし、サッカーにも自分の将来にも役立つものだと感じています」

―― 今後の目標を教えてください。
「在学中は、全国大会への出場を必ず達成したいです。運動量豊富なボランチとして、苦しい時にもゴール前に顔を出して、点を取ってチームを勝たせたいと思っています。卒業後は大学に進み、何らかのかたちでサッカーに関わることのできる将来のプランや職業を見定めたいと考えています」

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