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校長ブログ / 高等学校

2024.08 UPDATE

オーストラリアホームステイプログラム(第9日目)

8月8日(木)は、最終日。1週間お世話になったホストファミリーと自分たちの部屋にお別れを告げ、どちらの学校でも朝早くから学校に集まり、バスで空港に、そして日本に向かう日です。

高1がメインのMt Annan HSは、なんと6時30分に学校集合。まだ辺りは明けやらず、気温も一桁の中、ホストブラザーやホストシスターと最後のハグや握手を交わして名残を惜しみます。バスに乗るギリギリまで、1週間お世話になった学校やホストファミリーを写真に収めようと携帯をあちこちに向ける生徒たちの様子に、この1週間の充実感を感じ取ることができました。暗い中生徒たちを送り届けてくれたホストファミリーたちは、寒さをものともせず、バスの出発まで手を振ってお見送りしてくれました。

高2がメインのEngadine HSは、7時30分の集合。それでも普段の登校時間からは1時間も早いのですが、バディはもちろんのこと、一般の生徒たちもたくさん早起きして集まってくれ、お別れにお菓子を配ってくれたり、握手やハグを求めてくれたり、惜別の輪が広がります。
どちらの学校でも、本当に心のこもった温かい歓待を受けていたことを、改めて知ったひと時でした。

一路空港をめざすバスの中は、早起きのせいもあってもちろんみんな爆睡。中にはちゃんと起きられるか心配で、寝ずの番だった人もいたようで、空港までの時間は貴重な睡眠時間になりました。バスは1時間ほどでキングスフォード・スミス国際空港、国際線ターミナルに到着。行きの関空と同じように大混雑を予想していましたが…。誰もいない! なんと早起きの甲斐もあって、チェックインにはほぼ時間がかからず、余裕を持って出国の準備が整いました。生徒たちはこの9日間で自信がついたのか、もうすっかり慣れた様子で国際線ターミナルの喧騒を縫って出国ゲートに向かい、手を振りながらその向こうに消えていきました。フライトは10時55分シドニー発、19時関空着で、9時間ほどの所要時間。現在太平洋上を対地速度時速800kmほどで移動中です。国際線の入国審査には少々時間を要しますので、実際に到着ゲートに出てくるのは30分から1時間ほど後になると思います。

こうして9日間の大冒険は幕を閉じますが、この大冒険にはきっと続きがあるはずです。それはまたシドニーが舞台なのか、それとも違う都市に行くことになるのか、どのような形で現れるかまだわかりませんが、どこにいたとしても生徒たちのさらなる成長を期待しつつ、それを引き出せる学校活動を、これからも鋭意整えて参ります。今後も履正社の教育にご支援を賜れますよう、お願い申し上げます。

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