履正社Days 高等学校 A DAY

「そういう人」になれる学校。

学藝コース 2024年度卒

常峰 渉太 さん

夏の盛り、母校での取材に自転車を漕いで駆け付けてくれた常峰さん。今年春に履正社高校を卒業し、現在は大阪大学工学部応用理工学科で学んでいる。

もしかして、大学も自転車で行ける距離ですか? と伺うと、「住んでいる実家から、キャンパスまで自転車で20 分ほどです。僕は朝が弱いので、家から近いところがよかった」と大学を選んだ理由の一つを教えてくれた。

大阪大学工学部の応用理工学科は、主に「機械工学」と「マテリアル生産科学」の二つの専攻に分かれる。常峰さんの志望は人気の高い前者で、1年次の成績によって専攻が確定するため、しっかりと単位を取る必要があるという。

「大学の授業は新鮮です。もっと高校までの学びが直接関係しているかと思っていましたが、知識を発展させたり、知識の根拠を問うたりするような内容なので、難しく感じることもあります。ただ、難しい課題にじっくり取り組んで理解を深めていく『姿勢』が求められる点は、高校も大学も変わりません。そのような学問に対する『姿勢』こそ、僕が履正社高校で身につけたことだと思います」

高校時代はバスケットボール部で副主将を務めながら、放課後の専攻ゼミで苦手科目を強化したという常峰さん。

「僕はつい数学や英語ばかり勉強してしまうのですが、古文や漢文にも取り組む時間をゼミで確保したおかげで、共通テストではほぼ満点を取ることができました」

そう語る彼に、「履正社高校の良いところ」を聞いてみた。

「自主性が身につくシステムがあるところでしょうか。他校のようにたくさんの宿題をやらされたり、強制で勉強させられたりするのではなく、自由な時間が確保できるので、その時間を自分が必要なことに使える。自分でやらなければいけないからこそ、自分で計画を立てて、やりたいことに打ち込める。そういう人になれるところだと思います」

毎日、仲の良いクラスメイトたちと机を合わせてご飯を食べた昼休み。しばしば遅くまで残り、“ いつもの席” で勉強した図書館。ウケを狙って笑い合った文化祭。今振り返ると、全ての時間が貴重だったという。

二度とかえってこない高校三年間を自分の力で描ききった常峰さんの顔に、大学生の自信が浮かんでいた。

 

■プロフィール
常峰 渉太さん

2006年、大阪府生まれ。豊中市立第十五中学校を卒業後、履正社高校(学藝コースS類)に入学。卒業後は大阪大学工学部応用理工学科に進学し、バスケットボールサークルに所属。「今は大学で芸術鑑賞のサークルを立ち上げたい。将来は新型ゲーム機の開発に携わりたいです」