こんにちは、篠岡です。今号は、前号で予告していた「スポーツの秋」=本校体育祭の紹介です。
去る10/7(火)、今年も夢洲の手前にあるAsueアリーナ(大阪市中央体育館)での開催となりました。以前はご近所の服部緑地陸上競技場で開催していましたが、数年前からこちらでお世話になっています。学校から少し離れるので移動や準備の不便はありますが、何より天候を気にせず実施できるのはありがたいことです。
当日は関西万博目当てのお客さんとバッティングし道筋が若干混み合いましたが、みんなしっかり時間内に現地集合完了して、予定通りの時間に開会となりました。
まず開会の挨拶で、私は次の3つの目標を皆に掲げました。
⑴何よりも全員が大きな怪我なく無事終えること。
⑵先日の文化祭に引き続き、「活気」と「秩序」の調和した祭典となるよう全員が努めること。
⑶勝ち負け以上に、全員がフェアプレーをもっとうに、体育祭を精一杯「たのしむ」こと。
さあ、これらの目標の達成を胸に、生徒諸君がどれだけこの空間に没頭してくれるのか、大いに楽しみです。限られた時間内に1600名超の選手たちをできるだけフィールドに立たせたいと考え、種目は次のようにクラス対抗の団体競技が中心となりました。
1.大縄跳び➡2.綱引き➡3.馬跳びリレー➡4.女子リレー➡昼休み(エキジビジョン:クラブ対抗リレー)➡5.玉入れ➡6.アラカルトリレー➡7.男子リレー
これらを、学藝コース、競技コース、学年・クラスを横断した5色の団で競います。白熱の競技の様子を以下にいつくかご紹介。








「勝ち負けは二の次」と言いましたが、やっぱり気になる結果発表!


青色団のみんな。チームワークよろしく、軍団の部優勝です。
コースの部では210と303が見事優勝を飾りました。
みんな、おめでとうございました。
さて、最後に私からの講評です。3つの目標の達成度は如何に?
⑴大きな怪我人・病人なし。=100点
⑵競技者みなの全力投球、敵味方なく熱のこもった声援、生徒指導部の出番原則なし。=100点
⑶体育祭全般にわたり終日「楽しむ」=みなのレスポンス(声と拍手での自己採点)により=100点
この新しい形の体育祭は私自身今回が初めての体験でした。私の知る過去のRISEI体育祭と違って、競技者だけでなく、応援者も最後まで「祭」に入り込み、フィールドと観客席が一体となって、最初から最後までテンションの途切れることがないすばらしい「空間」でした。みなが漏れなく「たのしんでいる」姿を目の当たりにして、私自身も(たぶん全教職員も)とても「たのしめる」体育祭でした。きっと大勢お越しになったご家族の方々も同じ思いを持っていただけたのではないか?と思います。生徒諸君、本当にお疲れさまでした。ありがとう。
「祭」の興奮のあとは、その余韻にいつまでも浸っている間もなく、次の「学び」=「定期試験」が待っています。あれも「学び」、これも「学び」です。すべての「学びをたのしめる」履高生の神髄、ばっちり見せてくださいね。