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2021.09 UPDATE

【高校】在校生インタビュー

団結して応援する楽しさを知りました。

  学藝コースのクラブでは、ずっとテニス部で活動しているんですよね。

「テニスは中学の時に始めて、入学してからも週2日、体を動かしたくてずっと続けています。テニス部は仲が良く、いつも楽しいです。『今日は放課後、部活がある!』 と思うと勉強も頑張れます。進学講座も1コマ取っていて、放課後の過ごし方を自由に選べるのが良いです」

  ほかに楽しかったことは?

「学校行事です。1年生の時は文化祭でダンスをしたのが楽しかったです。何グループかに分かれて、曲ごとでパートを担当しました。2年生の時は体育祭が楽しくて。体育の授業の時からクラスが『みんなで頑張ろう』 という雰囲気があり、学年優勝しました。先生にも『このクラスは団結力があるね』と言われました。私は男女混合リレーに出場し、良い結果を残せたのがうれしかったです」

  男女混合リレーは履正社ならではの種目ですね。

「男子はあんまり一生懸命応援してくれないんですけど(笑)、女子は懸命に応援していました。普段とは違う真剣な表情で頑張って走っている男子の姿を見ると、みんなでワー って、盛り上がるんです」

  勉強はいかがですか。

「国語が一番好きです。過去問を解いて理解ができているとうれしいです。担任でもある国語の先生の解説がとてもわかりやすくて。 答えの導き方を詳しく説明してもらえて、『ここは絶対覚えておこう』とポイントを絞って教えてもらえます。学力も上がってきていると感じます」


一生忘れられない、 甲子園での応援。

  履正社での高校生活で一番印象に残っていることを教えてください。

「1年生の時、甲子園の応援に行ったことです。それまで野球観戦をしたことがなかったのですが、みんなで団結して応援するのが楽しくて初戦から決勝まで全試合観戦しました。準決勝の相手が強そうで、みんなで声をふり絞って応援して決勝に進んだときは本当にうれしかった。在学中に自分の学校が甲子園で初優勝することなんてめったにないし、誇らしい気持ちになりました。一生忘れないと思います」

  今年は受験生ですが、 どんな進路を考えていますか。

「教育学部をめざしています。中学生の時、職場体験で保育園に行き、小さな子たちと一緒に遊んだのが楽しかったので小学校か幼稚園の先生になりたいです。やさしい先生になれたらいいなと思っています」



                                                       

履正社なら、可能性が広がると思った。

  履正社を選んだ理由を教えてください。

「高いレベルでサッカーができ、勉強もしっかりやれる学校を考えたとき、履正社が浮かびました。入学前の練習会に参加した際、監督の平野先生のもとでサッカーをやりたい、と思ったことも大きいです」

  どんなところに惹かれたんですか。

「サッカーでの自分のポジションや高校卒業後の進路について、先を見据えたお話をたくさんしていただき、履正社なら自分の可能性が広がるな、と思いました」

  実際に入学してからはいかがですか。

「人工芝のグラウンドでナイター設備もある環境の良さはもちろんですが、何より周囲のレベルの高さを実感しています。いろんなプレースタイル、性格の仲間がいる中で、自分の持ち味は真面目にコツコツやることかなと思うのでそこは変えずに、成長スピードを上げられるようなブレイクポイントを模索しているところです」

  サッカー部は今年、大阪代表で冬の全国大会にも出場しました。何が印象に残りましたか。

「スタンドから応援していましたが残念ながら負けてしまい、この光景は忘れちゃいけないと強く思いました。全国大会という大きな舞台を見せてもらえたことはとても貴重な経 験でした」



野球部の友達に 刺激を受けることも。

  クラスの雰囲気は?

「野球部の友達と話をしていると刺激を受けることが多いです。部の仲間や下級生とどう関わっていくかといった考え方や、普段の立ち居振る舞いなどがしっかりしていて、自分も負けていられないなと思います」

  勉強のほうはどうでしょうか。英検2級を持っているんですよね。

「英語はもともと得意で、中学時代に3級を取った際、準2級の合格ラインを超えていたので準2級を飛ばして受験しました。でもすぐには合格できず、3度目のチャレンジで取れました。先生に英作文の添削や面接練習をたくさんしてもらい、特に英作文はコツがわかってぐっと伸びたと思います。高校卒業までに準1級を取りたいです」

  今の目標は何ですか。

「今はあまり試合に出られていないので、まずは少しずつでも機会を増やすことです。3年間で何をしたかという過程や成長できた部分にも目を向けて、ここで過ごした3年間をいいものにできるようにしたいです。プロをめざしていますが、関東の大学への進学も考えているところです」

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