BLOG

ブログ

2025.06 UPDATE

【言語技術科】日本サッカー協会 名誉会長 田嶋幸三さんインタビュー

履正社中高が2023年に導入した「言語技術教育」の内容に迫る「LANGUAGE ARTS TALK ARCHIVE.」。

第2回のゲストは、日本サッカー協会(JFA)名誉会長の田嶋幸三さんです。Jリーグが創設されて間もない90年代の半ばから、田嶋さんは日本サッカー協会の指導者養成プログラムの中に、「言語技術教育」を取り入れてきました。ドイツに留学された経験から、「日本人選手が世界で勝負をするために足りないのは、自身の考えを持ち、それを論理的に伝える力である」と、確信していたそうです。

そこから30年近くの月日を経て、ヨーロッパの第一線で活躍する日本人選手が次々と生まれ、サッカー日本代表は、今や世界の強豪の一角として認知されるほどになりました。その躍進のベースとなったのが「言語技術教育」だと、田嶋さんは言います。

この約30年の歩みを、田嶋さんはこう振り返りました。

「日本語で自身の考えを持ち、それを論理的に相手に伝える力を身につけていなければ、英語でも論理的に話せない。論理的に話せなければ、文化の違う人たちに自分の考えは伝わらない。そのことを、多くの日本人に伝えたいと思ってここまでやってきました」

海外で活躍できる選手と、そうでない選手の違い。日本サッカー協会が言語技術教育を採用した理由。そして学校における言語技術教育の重要性などについて。前篇、後編の2回に分けて、インタビューをお届けします。

<前編もくじ>

▼オープニング(プロフィール紹介)
▼海外で成功する選手と、そうでない選手の違いは?
▼言語技術について、どうお考えですか?
▼日本サッカー協会が言語技術教育を採用した理由は?

<後編もくじ>

▼学校教育における言語技術の重要性は?
▼言語技術を育む上での、学校現場の課題は?
▼グローバル社会の特徴は?
▼トップを目指す上で、大切なことは何ですか?

動画は以下のリンクよりご覧ください。https://www.youtube.com/@%E5%B1%A5%E6%AD%A3%E7%A4%BE%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1

TOP