BLOG

ブログ

2024.11 UPDATE

「STAR WATCHING 2024」を開催しました

 11月9日(土)の夜に「STAR WATCHING 2024」を開催しました。今年12回目となる本行事は、学校が主催する天体観測会としては日本一の規模に成長いたしました。これまで支えてきてくださった皆さま方に厚く感謝申し上げます。さて当日は、数日前に高確率で雨だった天気予報をくつがえし、快晴の星空に恵まれました。恵みはさらに続き、観測中に中国の宇宙ステーションが大阪上空を通過したため、全員で観察することに成功。暗い校庭から時ならぬ500人の歓声があがりました。それではその様子の一端をお見せします。

観測会は夕方ですが、お昼から生徒スタッフの準備は始まっています。望遠鏡に不備はないか確認しているところです。
早い方は1時間前から来られていて、熱い期待を感じました。
いよいよ記念ホールで、前半の「オープニングセレモニー」が始まりました。
理科部の撮影した写真だけでなく、NASAの宇宙船が撮影した動画なども使った1時間でしたが、多くの方に「楽しくてあっという間でした」という感想をいただきました。
生徒スタッフの誘導でグラウンドに出てくると、立ち並ぶ多数の巨大望遠鏡に驚いた様子でした。
天体観測会が始まりました。最初だけナイター照明をつけています。
今年だけのスペシャルとして、新聞やネットでも話題になった「紫金山・アトラス彗星」の観察に成功しました。8万年の彼方に去って行く彗星の最後の姿を、ハイテク機器を使い(星くらぶM57の橋口さん)都会の真ん中で見ることができました。
そのほか「月」「土星」「アルビレオ」「ベガ」「すばる」などを見ましたが、やはり迫力に圧倒されたのは「月面」だったようです。
毎年「星くらぶM57」の大人の方たちと「神戸大学天文研究会」の大学生の方々が、自慢の望遠鏡を持って応援に駆けつけてくれています。ありがとうございます。
ここから宇宙への興味関心が広がっていってくれたら、これ以上の嬉しさはありません。

《なお参加された方から多数の感想が寄せられていますので、ほんの一部ですが掲載させていただきます》

こんなにもすてきな体験はなかなか今までしたことがなく,とてもいい時間だった。企画,準備から,教員の皆さん,生徒の皆さんには本当に感謝している。

今回のイベントに参加したことで,これまで前を通るだけだった学校のことがよく分かり,とても親近感がわいた。

星がこんなにきれいに見られることに感動しっぱなしで,月から始まってたくさんの天体を見させてもらい、本当に楽しかった。

最初にあったホールでの説明会では、見たこともない天体や動物の写真,生徒たちの写真が見られて,60分間が本当あっという間だった。

休日にもかかわらず,アテンドしてくれる生徒や教員の方が多くて驚いたし、先生と生徒の距離が近い学校で,いいなと思った。

珍しい生き物や流星などを見られてとても楽しかったし,感動のお話しのところでは、思わず涙が出そうになった。

生徒さんたちの挨拶もすごくしっかりしているし,星を見ている時もずっと声を掛けてくれて,好印象だった。みなさん礼儀正しく,とても賢そうだった。

TOP