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2025.03 UPDATE

【多言語多文化教育部】「多文化フィールドワーク」2024台南 2日目(前編)

今日も台南から「多文化フィールドワーク」2日目の模様をお伝えします。毎日盛りだくさんの「多文化フィールドワーク」ですが、今日は一際のハイライトとなる一日です。

朝は7:00から朝食の時間。生徒の皆さんは割と早めに朝食会場に現れ、すっきりした表情で朝を迎えていました。さすがに長距離を移動した昨日は疲れたのか、よく寝られたようです。

今日の午前中は、成功大学の新入生必修プログラムである「古都台南を歩く」をアレンジしていただいて実施します。そのため、午前中は台南市内を自分の足で歩き、台南を肌で感じる時間になります。

朝食後の8:30にバスに乗って向かったのは、「延平郡王祠(えんぺいぐんおうし)」。時代とともに海を越えてやってきた為政者が変わり、その度に数奇な運命を辿ってきた台湾。その台湾の中心都市であった台南の、幾重にも重なる重曹的な歴史を紐解く、今日一つ目の訪問地です。

特に台湾史で重要な登場人物・鄭成功にまつわる歴史とその評価の移り変わりは、さまざまな角度から語られる歴史というものの複雑さや、難しさを目の前に立ち現せてくれます。

ガイドしてくださった成功大学の先生の説明を遮るように、3分に一度の頻度で轟音を響かせて頭上を低空で通過する戦闘機に、生徒たちはそうした歴史と「台湾の今」を強く実感したようでした。

また、隣接する「台南市立博物館」では、古都台南が辿ってきた歴史や民族、その文化、人々の生活を豊富な資料で展示してくれています。今回参加している生徒たちは、これらに関する事前学習をしっかりとしてきているため、一つ一つの説明と、引率の世界史の先生の補足説明(なんと満州文字を解読!)に、大きくうなづきながら、フィールドノートに記録をつけていきます。

博物館からは、徒歩で次の訪問地「台南孔子廟」に向かいますが、その道中も学びの宝庫。目から入ってくる情報だけでなく、台南の街の空気や匂い、音、脚を通じて感じる台南の大地を満喫しながら、孔子廟、そして「国立台湾文学館」と見学を進めます。

本当は午前中に、日本統治時代から営業を続けている「林百貨」に行く予定だったのですが、各地での学びの密度が濃すぎたために、すっかり時間がなくなってしまいました。ここは急遽ホテルに戻って昼食とし、午後に備えることにします。

ホテルに戻った生徒たちに手渡されたお昼は、なんとモスバーガー。え? せっかくの台湾でファストフード? と侮るなかれ。日本のハンバーガーチェーンであるモスバーガーを台湾で食べるのも、フィールドワークのうちなのです。事前に希望を伝えてメニューを選んであったのですが、焼肉バーガーは、いわゆるライスバーガーで、日本のものとは少し味付けが違い、とても美味しいと評判でした。また、頼んだ紅茶は甘い! 南国を感じますね。そしてポテトも漢字の田の形をしていて、食べ応えがあります。生徒は大満足だったようです。

長くなりましたので、お昼ごはんまでで前編とし、午後の活動は後編で!

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