天体観測会「STAR WATCHING」を開催しました!

天体観測会「STAR WATCHING」を開催しました!

10月31日(土)、今年も「STAR WATCHING 2026」を開催しました。2010年に始まったこのイベントで、これまでに雨に降られたのは、たった1回だけ。星に愛された観測会です。この日の夜も空は晴れ、グラウンドには大小さまざまな望遠鏡が並びました。

当日は、履正社中学校の理科部の生徒たちもスタッフとして運営に携わりました。全校生徒の半数を超える生徒が入部しているという理科部から、この日は2年生を中心に有志が参加。理科部OBで、現在は履正社高校に通う生徒も、数名応援に駆けつけてくれました。

15時ごろからグラウンドの設営を始め、受付、参加者の誘導、観測中のご案内まで、仲間と協力しながらイベントを作り上げていきました。

望遠鏡のセットが終わるころには、日も傾いてきました。
そろそろ受付の始まる時間です。

16:00~ 受付スタート

親子連れの方、地域の方など、参加者が続々といらっしゃいました。
皆さん、すでに望遠鏡がとても気になるご様子です。

受付では、アンケートのほか、参加記念品の天体写真もお渡ししました。

17:00~ 大盛り上がりのセレモニー

セレモニーでは、第1回から観測会を支えてくださっている2つの団体をご紹介しました。

神戸大学天文研究会と、関西を拠点に活動する天体愛好団体「星くらぶM57」です。

学校主催の観測会としては関西最大級を誇るイベントで、25台もの望遠鏡が並ぶのは、皆さんのご協力のおかげです。いつもありがとうございます。

神戸大学天文研究会の皆さん
星くらぶM57の皆さん

星くらぶM57の最年少は、小学4年生の女の子。
4歳で星に出会ってから、週末は家族みんなで望遠鏡を持って出かけるのが一番の楽しみだそうです。

続いて、中学理科担当の平賀英児先生から、この日観測する天体の説明がありました。主なターゲットは次の天体です。

  • ベガ:こと座の1等星。七夕のおりひめ星としてよく知られています。夏の大三角をつくる星の一つで、中でもいちばん明るく輝いています。
  • アルビレオ:はくちょう座の二重星。オレンジ色と青色の2つの星が寄り添うように輝き、その美しい色の組み合わせから「天空の宝石」と呼ばれます。
  • 海王星:青く輝く巨大惑星。太陽系の惑星の中でいちばん外側を公転していて、光が届きにくいため、肉眼では見えません。大気の温度はマイナス200℃ほどだそうです。
  • 土星:大きなリングが特徴的な美しい惑星。木星と同じく、ほとんどがガスでできています。直径は地球の約9倍にもなります。
  • 人工衛星:現在、1万機を超える人工衛星が地球の周りを回っています。星の間をスーッと一定の速さで動いていくのが特徴で、肉眼で見えるものもあります。

天体の解説のあとは、学校生活や理科部の活動紹介、そして平賀先生がこれまでに撮影された生き物のお話も。これがまた面白くて……。ある先生が「セレモニーの見どころは、何といっても平賀先生の漫談です」と話すほどです。

平賀先生は北海道に渡り、電気やガスのない場所で4年間を過ごされた経験があるそう。貴重な生き物のショットを交えた軽快なトークに、「かわいい~」「おぉ~」「あははは」とさまざまな反応があがり、会場は大いに盛り上がりました。

18:00~ 天体観測へ!

会場が温まったところで、いよいよグラウンドへ。
生徒スタッフが、それぞれの望遠鏡の前までご案内します。

(みんなしっかり、ついてきてるかな…?)

それぞれの望遠鏡まで到着すると、ここでは何の星が見えるのかを説明しました。

今回、初めて参加したという娘さんとお母さんにお話を伺いました。
「私、とても星が好きなんです。きれいに見られて本当にうれしい!」
「娘が学校で夏の大三角を習ったばかりでした。実物を見られてよかったです」
と、親子そろって満面の笑みでした。

校舎裏のスクリーンには、電子望遠鏡の映像も中継され、順番を待つ間も楽しめるようになっていましたよ。

写真中央に写るのが、土星です。
それがこの大きさにまで映し出されます。

スクリーンでもくっきりと確認でき、「すごくきれい」「環が見える!」と感嘆の声があがっていました。

そのほか、「へぇ~」「なるほどね!」という声があちらこちらから聞こえていました。神戸大学天文研究会や星くらぶの皆さんの解説が、本当におもしろいのです。

解説を聞いた参加者の方からも、次々と質問が飛び出しました。
「今、ここに写っているのは何ですか?」
「ガスはずっとここにとどまるんですか?」
「大きさってどのぐらいなんですかね?」
「星はどうして最後に爆発するんですか?」

疑問が湧き出て、参加者の皆さんも前のめりに。
知的好奇心をかきたてられる夜になったと思います。

「小さい頃に見た星空は、
 一生心に残ります」

本校卒業生で、現在は星くらぶM57で活動する伊東さんは、小学生の頃に見た、土星の環が細くなって消え、また現れる姿を、今も鮮明に覚えているそうです。

自分の目で見ることが、どれほど大切で、どれほどわくわくさせてくれるのか。この夜、そう実感された方も多いのではないでしょうか。

「とても楽しかった!」「まだ終わりたくない!」と目を輝かせていた生徒たちの姿からも、その気持ちが伝わってきました。

今日の感動と「もっと知りたい」という気持ちを大切に、これからの学びにつなげてくれることを願っています。

 

当日の様子は、他のブログでもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

★校長・理事長通信
篠ミニ 10.31➁ 履正社中スターウォッチング―十月晦日(みそか)の二大イベントpart2
https://riseisha.ed.jp/blog/2026103121641/

★中学校2年ブログ
【STAR WATCHING①】”イベントを創る”をたのしむ!

https://riseisha.ed.jp/blog/2026103121711/

デジタル
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