【文化祭】履正青空フェスタ 超★詳細レポート
9月19日(土)・20日(日)の2日間,履正社中高合同文化祭「履正青空フェスタ」が開催されました。入学後2回目の文化祭となった中学2年生たちの大活躍・大満喫の様子をご紹介します。
まずは,2年C組の展示「お化け屋敷」です。
特別にゴールから入場させていただき,中の様子を撮影させていただきました。

こ,恐ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・
中から聞こえるのは,
入場客たちの悲鳴・・・
キャストたちの驚かす声・・・
お化けたちの物音・・・
怖い,怖すぎますよ・・・。
どうしても入りたくない私の代わりに特派員を派遣し,入場客たちが中を進んでいく様子を,後方から特別に撮影してもらいました。






実際に中に入られた方は,懐かしく思い出されるかもしれませんね。
やっぱり今後の人生でもお化け屋敷との付き合い方は考えようと思える映像となっておりました。



次は,2年B組の展示「2-B縁日横丁」の様子を見てきました(こちらは怖くないので,私も体験してきましたよ!)。






最後は,2年A組による舞台発表・劇「シン・デレラ」(本ブログ記事の執筆者はこのクラスの担任教員なので,エピソード多めです。ごめんなさい)。
1学期に担任がボソッと言った「シン・デレラ」から着想を始めた「シンデレラ」ではない「シン・デレラ」。
その「シン」に込められた想いとは何だったんでしょうか・・・?
終わってみて振り返ると,それは今までになかった「新・デレラ」でもあり,真実に迫る「真・デレラ」でもあり,深い解釈に基づいた「深・デレラ」でもあり,芯まで楽しい「芯・デレラ」でもあったと思います。









思い返すこと,3カ月ほど前・・・。
1学期終わりごろに,クラスの中で文化祭係の生徒を決め,夏休みに突入。
しかし・・・,なかなか進まないので,8月8日にようやくメッセージ送信。
「台本進んでいますか?」
担任の私も,夏休みは夏休みでクラスのことよりクラブや広報の出張で忙しくしており,それが落ち着いた8月20日に,「そういえば!文化祭!」と思い出して,メッセージを開くも返事ゼロ・・・。
(ほんの少しだけ)小言を伝え,ようやく大まかな形が見えたのが8月29日でした。
しかし,本当のピンチはここからでしたね。
(ほんの少しなんて言葉では収まらないほどの)登場人物やセリフ,展開,ダンス,衣装などなど・・・,あらゆる担任からの指摘に対して,スピーディーに応え続けたものの,それでもようやく台本が完成したのは本番10日前。
担任として何度か演劇をしてきた私としても,史上最も遅い出来上がりでした。
ただ,この時すでに感じていたことがあります。
「このクラス,ここから挽回しちゃうんだろうな・・・」
そこから5日間の怒涛の日々は以下の通り。
●9月14日(月):文化祭準備1日目
・セリフの読み合わせ
・全員ダンス曲のイントロ+Bメロ
●9月15日(火):文化祭準備2日目
〈5・6限〉
・ステージをイメージしてのセリフ練習
・全員ダンス曲を最後まで
〈放課後〉
・全員ダンス曲未完成者のダンス居残り
・ダンスパート生徒の自主的ダンス練習
●9月16日(水):文化祭準備3日目
〈5・6限〉
・台本を見ずにセリフを言う。
・ダンスも挟みながら通して演じる
・各自持参or貸与の衣装チェック
〈放課後〉
・セリフ居残り
・ダンス居残り
●9月17日(木):文化祭準備4日目
〈午前〉
・教室で練習
・釜谷記念ホール(当日の舞台)でリハ
〈午後〉
・釜谷記念ホールでリハ
・リハ映像鑑賞
・細かい確認&修正
〈放課後〉
・セリフ居残り
・ダンス居残り
・小道具製作START(!?)
●9月18日(金):文化祭準備5日目
〈午前〉
・主要キャストのみセリフ特訓
→廊下の両端に立って大声練習,教室での演技指導etc…
・教室で練習
・釜谷記念ホールでリハ
〈午後〉
・昼食兼リハ映像鑑賞
・釜谷記念ホールで最終リハ
〈放課後〉
・最終確認特訓
・小道具製作FINISH!!
と,まぁ,こんな感じで5日間で完成した劇「シン・デレラ」でした。
ここに書かれていない,裏での文化祭係と担任との打ち合わせは,それぞれが帰宅した後も続き,時には日付が変わる頃まで・・・,時にはまだお日様が上ってくる前から・・・,行われていたのかもしれません(12時になったら魔法が解けちゃうとかは,そこには全く関係なかったのでしょうか)。
また,台本をロイロノート・スクールでクラス内に共有し,本番用の背景やダンスの音源編集をし,・・・・・・。
昼間にはなかなか取り掛かる暇もなく,何度魔法が解けた後も(以下略)。
それらの真実は「神・デレラ」のみぞ知る,ということで・・・。
クラスの発表以外にも,他学年や高校生の発表を楽しんだり,クラブ発表を鑑賞したり,グルメを味わったり・・・と,充実した2日目を過ごしていました!









さぁ,文化祭全体を総括するとしましょう。
準備期間から文化祭を見ていて私が思っていたことは,「文化祭って誰のためのものだろうか」ということでした。
この答えは,他の先生方が生徒たちに向けて発しておられた言葉の中に隠れていました。
中学3年生の先生が生徒向けに送っておられたメッセージにあった「文化祭というお祭りですが、浮かれて調子に乗らないこと。もてなす側であることを自覚しましょう」。
さらに,開会式で校長先生の挨拶の中でお話しされていた「文化祭は決して非日常の単なるイベントではありません。学校教育,すなわち日常の延長上にあるものです。(中略)活気と秩序を両立できるような素晴らしい祭典にしてください」。
そう,そういうことなのです。
生徒の皆さんは,舞台や展示での発表,模擬店の営業などで文化祭を作る側であり,「もてなす側」でした。
また,振り返ってみると,文化祭だけ活躍する人もいなければ,文化祭だけ鳴りを潜めている人もいないのでした。
日頃から目立たない形でクラスを陰で支えてくれていた人に,文化祭の開催によって光が当てられて,その場所が光り輝いたのです。
反対に,日常に本気で向き合えない人は,文化祭での活躍も小さいものになっています。
学業のように得点化されたり成績に現れたりしない上に,スポーツのように勝ち負けがついたりタイムや距離で成績が決まったりしない文化祭でも,やはり「日常の延長上」でした。
「誰かのために力を尽くす」ことが,その人自身の「喜び」であると感じ合える。
そんな文化祭が私は大好きです。
そんな中学2年学藝コースのあるクラスに向けて,文化祭当日に私が出した指示が,
「4年後,高3の時の文化祭のために,今から模擬店で何を売るべきか考えておこう!」
既に「履正青空フェスタ2030」に向けた戦いは始まっているのです!
文化祭での達成感を,10月の運動会,12月の合唱コンクールにつなげられるような集団であり続けられるように,これからも頑張っていきましょう!
中学第2学年 学年主任 河本健斗