【人権学習】「境界線」の違い

【人権学習】「境界線」の違い

中学第2学年では「境界線」の違いをテーマとした人権学習を実施しました。

「自分がされて嫌なことは、相手にもしてはいけません。」

これは世の中でよく言われることですが、あくまでも小学生レベルのことだとも言えます。

中学生に求めたいレベルとしては、

「自分がされて平気なことでも、それをされたら嫌な人がいるかもしれない。」

ということまで思考できる想像力です。

そのような力を育むために、今回の人権学習では、様々な事象についての無記名アンケートをロイロノート・スクールを用いてiPad上で行い、その集計結果を教室でリアルタイムに共有することで、生徒たちは「境界線」が人それぞれに違うことを改めて実感できました。

アンケート結果をプロジェクターでホワイトボードに映し出しました。
映し出すたびに歓声や驚きの声が上がっていました。

生徒アンケートより

「今日の学習で新たに知ったこと,新たに気付いたこと,驚いたこと」

・自分が良いと思っていても、不快だと思う人がたくさんいたこと。
・自分は嫌だったことをあまり嫌じゃない人がいること。
・人によって考え方が違うから、自分の考えを当たり前だと思わないように行動すること。
・普段自分が何気なくしてしまっていることを不快に思っていること。
・よく考えてみたら自分が思っている以上に嫌なことが多かったこと。
・この質問には「この回答はいないだろう」と思っていても回答していた人がいたこと。

「これから変えていきたい自分の行動や,改めて気をつけていきたい自分の行動」

・何かする前にそれが相手にとって嫌なことかどうか考えてから行動する。
・自分と感じ方が違う人がいるので、自分がいいと思っていることを勝手にするのではなく、他人の気持ちを考えて行動する。
・思ったことをすぐにするのではなく1回考えて動く。
・仲がいい子が本当は嫌な気持ちになっていたら申し訳ないから、許可を取ったり本人が嫌じゃないかを確かめたりしてから接したい。
・友達のことを待たせないように早く行動したり、他の人が写っている写真や動画、秘密などは相手に許可をとってから他の人に見せたりするようにする。
・最初にちゃんと「〇〇しても大丈夫?」と聞いてから何かをしたい。

「分かる」→「やろうと思う」→「やろうとする」→「やる」→「できる」までのステップが難しいのです。
今回の人権学習で「人それぞれにいろんな価値観や考え方がある」ということを分かっただけで終わるのではなく,実際の行動に移していくことで,教室や廊下に幸せがいっぱいあふれる学校を目指していきましょう。

中学第2学年 学年主任 河本健斗

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