こんにちは。「学術基盤センター」センター長の松本です。
暦の上では立春ですが、今年いちばんの冷え込みになった2月4日、関西国際空港から国外に向けて飛び立ちました。今日の訪問地は、西オーストラリア州パースです。
出発時の大阪は4℃。冷たい風の中、まずはシンガポール行きの飛行機に乗り込みました。大阪からシンガポールは6時間ほど。到着は現地時間で10:30頃でしたが、気温はなんと28℃。コートどころか、上着も要りません。
その後、深夜0:30頃にシンガポールを出て、一路南を目指し、翌朝5:30にパースに到着。パースは「世界で最も訪れてみたい街」と呼ばれ、近隣に都市がほとんどないことから「世界で最も孤立した街」という別名も持つ、インド洋に面する素敵な街です。
実は深夜2:00頃、1月に履正社を訪れてくれたサンタ・ウルスラ女子高校があるインドネシア・ジャカルタの上空を通過しましたが、ウルスラ・ガールズはぐっすり眠っている時間ですね。ジャワ島やオーストラリアがある南半球は夏なので、当然、日本の寒さは遥か遠くです。パースも、到着した朝の段階ですでに21℃でした(お昼には41℃まで上がりました!)。
空港から直行したのは、Emmanuel Catholic College (以下、ECC)という学校です。ECCは、多くのオーストラリアの学校がそうであるように、広大な敷地にゆとりある配置で校舎が建てられていて、生徒たちも先生方も、とてものびのびと日常に向き合っています。同校のワトソン校長先生は、最先端の教育実践を次々に現場に取り入れていくことで知られている名校長。日本語教育にも熱心で、私もここで日本語の“出張授業”を実施したことがあります。
今回、同校を訪れた目的は、履正社中高との今後の交流について、話し合いをすることです。現在、履正社はECCと連携協定締結に向けて協議を進めており、その一環で、ワトソン校長先生とリーチ副校長先生が3月に来日し、履正社を訪れることにもなっています。
そして、今年の夏には履正社の生徒がパースに、来年の3月はECCの生徒が履正社に、相互に訪問し合う方向で話を進めています。
今後の相互交流が今から楽しみです!
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